「品質管理は、思いやりから」 ~その1~

この言葉を教わったのは、私が社会人として踏み出した、
勤務先の工場長からでした。

当時の私は、新卒で入社した会社の
メーカー部門の(工場付の)設計として配属が決まり、
意気揚々と勤務していた頃です。

最初の業務は、社内製作図の作製です。
配属した工場では、月2回ほど、生産会議が行われ、参加者は、
製造部(班長以上)、設計部、営業部(代表で部長/次長)、
工場長といった面々です。

ある時、私の描いた図面に対し製造課長から、ある要望が
出ます。
各工程で検査する際に、必要な寸法として、実測できる寸法が
欲しいと。。

つまり加工寸法だけでは、検査できない所。

パイプの折れ曲げの場合、加工寸法はセンター上で
入れる訳ですが、検査の時は、パイプのセンターは測れません。
そんな時は、外形に沿って寸法を追記せよと。
実際、関数電卓(三角関数)があれば、オフセット計算で
算出できます。

私は、責められてる感じがしたんですね。
「出来るならそちらでお願いします」的な発言をし、
さらに、「加工寸法は入っているので(責任は果たしてるでしょ?)」と。
単純に{面倒だから設計でやれ}と言われたとも感じたんですね。

私と製造課長との間に緊張感が漂う中・・・

工場長が私に語ったのが、「品質管理は、思いやりから」です。

~つづく~

「ごあいさつ」

みなさま、初めまして。
Sです。

製造業から始まった社会人生活も、早いもので数十年…

そんなモノづくり産業も
空洞化やら何やらで
日本も何となく寂しい?悲しい?冷たい?
時代になったな~と思います。

「昔は…だった」とか
「○○だったな~」とか
そんな同じような思いをしている人が
たくさんいるのでは、と思います。

とは言っても
まだまだ頑張っている企業もたくさんあり、
モノづくりニッポンを私も微力ながら
応援、お力添え出来ればと思い
このブログを始めました。

私自身が経験してきたこと、
学んだこと(私見もありますが)
綴っていきます。

よろしくお願いします。