昴システムズ株式会社 || ブログ多くの仕事はIT技術やAIの進化によって奪われる
ホーム > ブログ一覧 >トピックス


ブログご訪問ありがとうございます。


多くの仕事はIT技術やAIの進化によって奪われる

ブログ更新日:2018-01-11

Blog1-14 私たちシステム屋の仕事は、現在の業務の手順や方法をシステムの導入で大きく改善させてみたり、次々と出現する技術に対応しながら、新しいビジネスを創出することです。格好良く言うと「新しい価値観の創造」なのですが、実際の企業様から求められるものは、そんなに格好良いものばかりではありません。日々の「困った」に対応し、現状をうまく回していくことに精一杯なのです。 現場を回っていても「システム導入で業務削減しても社員の手が余るだけ」と言うご意見や、「仕事が手いっぱいで新しいものは手が付けれない」と言うご意見を耳にします。 確かに既存顧客からの仕事が十分にあり、安定した中で事業が運営されている場合、新規顧客に依存することなく旧態依然のままでも問題がないとは思います。しかし、かつて経理職や一部技術者がそうであったように、技術の進歩はこれまでを大きく変え、同じやり方では取り残されることは多くの方々が感じていることではないでしょうか? それを裏打ちするように、多くの仕事はIT技術やAIの進化によって奪われるという話が、ネットやテレビなどで話題になることがあります。主にホワイトカラーと呼ばれる事務処理系業務に従事する人々の仕事がIT進化で人員削減されるということなのでしょうが、今後は現場業務に従事するブルーカラーの仕事もどんどん機械で行われる時代がやってきます。それは企業規模の大小に関わらず、すでに人件費を削りコストを落とした安価な商品が市場を出回る状況から見ても分かる通りで、スピードはどんどん速まってきています。 そんな中、自動化できないといわれる職業があります。 具体的な職業は専門家の間でも色々な意見がある所なので明示はしませんが、人間にしかできないクリエイティブな職業や、人間独自の判断が必要な職業は残ると言われています。 私たちシステム業界も随分前から、ただコーディング(プログラムが打てる)能力が高いというだけでは、冗長性の高いフレームワークやアプリケーション自動生成ツールの出現などでそこまで重視されなくなり、寧ろクライアントの思いを形にするクリエイティブな能力が要求されてきています。 こういった求める人物像の変化はそれぞれの業種にもあり、仕事にもオートメーション化できるものと人間にしかできないもの、というものがあるように思います。しかし、間違いなく言えるのは、どの会社も一つに専従する社員よりは、多角的に物事を捉える社員が求められ、そういった社員を育成していく必要があるということです。 まさに技術の進化は人の進化でもあるわけです。 変化させるということは、負担も高くなかなか踏み出せないかもしれません。 しかし、間違いなく近い将来、今の仕事は変わり、企業や人はその変化に対応せざるを得なくなるはずです。少なくとも今の業務を最適化させ、余った時間を社員のスキルアップに充てていくことは大変重要だと言えるでしょう。 例えば国からのキャリアアップ助成金のような助成金を活用し、システム導入で減った時間を社員教育に充てていき、社員スキルを向上させることで次の新しい一歩に踏み出す。 また新しい技術への対応に向けて、例えばホームページや業務システムが無いという企業様であれば、まずは導入を検討して見てはいかがでしょうか?そう言った変化を行った結果、新たな展開が見えてくるかもしれません。 私たちも日々変化に対応しながら、技術の更新に精進していく必要があります。 各企業様が変化に対する一歩を踏み出す際に、われわれが少しでもお役に立てられれば幸いです。 2018年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


Page Top